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ゴッドアーム(上)梶原一騎, 桑田次郎マンガショップ B6判 ソフトカバー 324頁 2004年10月発売 本体 1,800円 税込 1,980円 国内送料無料です。 この商品は 明日 発送できる予定です。 (発送可能時期について)
死せる空手の達人が、スーパーサイボーグとして蘇る!梶原一騎版「8マン」。同氏のとても濃い原作も、桑田氏の絵で表現されるとそれほどくどさが感じられず、変に力まず読める。決して完全無欠なスーパーヒーローではなく、敵の科学力によって肉体強化されたため、正義と悪との間に揺れる描写が、やはり梶原一騎ならではの展開になっている。 人間ではなくなった悲しみゆえに一切喋らなかった主人公が、最後の戦いに挑む直前、愛する人に向かって初めて言葉を発する場面は名シーンだ。諸事情あって連載誌の少年サンデーコミックスからは単行本化されず、別の出版社から発売された隠れた名作である。
あらすじ しかし蘇った日出人は、人間の常識を遥かに超えた力を身につけていた。大岩を砕き、木々を倒す彼を遠くから見つめる怪しい集団。その中の一人、ゲバルト・ハインリッヒ博士は、作戦の成功を確信した。博士は、ヒットラーの時代に生み出された細胞強化エネルギーV100を日出人に打ち込んで殺したのだ。そうすれば、父の東郷博士は必ずや彼を蘇生させるだろうとを計算していたのだ。 博士は、日出人の脳を改造して組織の手先にしようと企む。そこで、フィアンセの矢代理奈の弟・純を人質にして彼を捕らえた。脳改造されたゴッド・アームは組織の手先となり暴れるが、理奈のバイオリンの音色に一時意識を取り戻し、逆に組織の計画を粉砕する。しかし、やがて組織と同盟を結ぶ宇宙人が姿を現し、世界中をUFOで攻撃し始めた。 戦いの中でゴッド・アームは一度は命を落とすが、父の治療により復活。そして世界中の科学者達の協力によってさらにパワーアップした。組織の最終作戦、巨大戦艦による総攻撃を砕くためゴッド・アームは単身戦いを挑む……。 (C)梶原一騎ファンサイト「一騎に読め!」主宰者・BON 著者紹介梶原一騎(かじわら いっき)1936年、熊本県高森町生まれ。日本を代表する劇画原作者として活躍し、その人気は他の追随を許さない。1987年、急性心不全のため、全国のファンに惜しまれつつ永眠。 代表作に、『チャンピオン太』『あしたのジョー』『巨人の星』『空手バカ一代』『愛と誠』 『朝日の恋人』『柔道一直線』『赤き血のイレブン』『柔道讃歌』『四角いジャングル』 『侍ジャイアンツ』『キックの鬼』『夕やけ番長』『タイガーマスク』『天下一大物伝』 『ボディガード牙』『プロレススーパースター列伝』『虹を呼ぶ拳』『男の星座』『恋人岬』―など多数。 桑田次郎(くわた じろう)1935年、大阪府吹田市生まれ。13歳のときに青雅社から描き下ろしの単行本『奇怪星團』を出版して漫画家デビュー。1957年、少年画報連載の『まぼろし探偵』(当初 のタイトルは少年探偵王)が大ヒットして最初のテレビ化。翌年、元祖和製ヒーロ ーの『月光仮面』をコミカライズして、その人気は不動のものになった。1963年に 講談社の少年マガジンでスタートした『8マン』は、半年後にアニメ化されると空 前のブームを巻き起こし、平均視聴率は常に30%台をクリア。SFヒーローコミック の第一人者にのし上がる。代表作は、『Xマン』『キングロボ』『超犬リープ』 『ウルトラセブン』『デスハンター』『怪奇大作戦』『ゴッドアーム』『エリート』 『黄色い手袋X』『ミュータント伝』『チベット死者の書』『釈迦の真言』――など多数。 現在は都会の喧噪から逃れ、自然の豊かな茨城県の大洋村に住まいを移している。 その硬質でシャープなペンタッチは衰えを知らない。 ISBN4-7759-1008-6 そのほかのお薦め
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