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黒わし少年〔完全版〕【上】
桑田次郎
マンガショップ
B6判 並製本 320頁 2010年2月発売
本体 1,800円 税込 1,980円
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『黒わし少年〔完全版〕』全3巻(上・中・下)発売!
(PDF 約1MB)
『まぼろし探偵』と同時代に発表された
少年探偵アクションがここに復活!
数々の少年ヒーローを描き続けてきた
桑田次郎の知られざる人気作品を〔完全収録〕!!
あらすじ
正義の人 黒わし探偵は神出鬼没の赤い星怪盗団と戦うが
抹殺されてしまう。その息子である猛男少年は謎の人物
ブラックXに導かれ、黒わし少年を名乗り赤い星怪盗団に
戦いを挑んでいく――。
解説
1958年に秋田書店の「漫画王」で連載が開始された『黒わし少年』は
桑田次郎による少年探偵作品である。この時期の桑田次郎は『まぼ
ろし探偵』をはじめ『Xマン』『ベビーテック』といった話題作の量
産体制に入っており、まるで映画のカメラワークのようなストーリー
展開でファンを魅了していた。本作もその例に漏れず、黒わし型のロ
ケットで宙を舞い、悪人に迫る主人公のスピード感が紙面から感じ取
れる作品だ。今回は「漫画王」連載の全エピソードを収録! 昭和の売
れっ子漫画家が描いた空中を疾走する少年探偵アクションをお届けする!!
初出
「漫画王」秋田書店 1958年1〜11月号
●お客様の声
『まぼろし探偵』と同時代にこんな面白いマンガがあったとは思わなかった。桑田次郎会心の作と言ってもいいだろう。ともかく場面の転換が早く、スピード感に溢れるストーリーの転換が魅力だ。『Xマン』や『ガロロQ』などにも共通するところはあるが、代筆を頼まず、1コマずつていねいに描き上げている作者の姿勢が感じられて、ファンにとってはとても気持ち良く読める作品である。[新潟県 M.A様]
著者紹介
桑田次郎(くわた じろう)
1935年、大阪府吹田市生まれ。13歳のときに青雅社から描き下ろしの単行本『奇怪星 團』を出版して漫画家デビュー。1957年、少年画報連載の『まぼろし探偵』(当初 のタイトルは少年探偵王)が大ヒットして最初のテレビ化。翌年、元祖和製ヒーロ ーの『月光仮面』をコミカライズして、その人気は不動のものになった。1963年に 講談社の少年マガジンでスタートした『8マン』は、半年後にアニメ化されると空 前のブームを巻き起こし、平均視聴率は常に30%台をクリア。SFヒーローコミック の第一人者にのし上がる。代表作は、『Xマン』『キングロボ』『超犬リープ』 『ウルトラセブン』『デスハンター』『怪奇大作戦』『ゴッドアーム』『エリート』 『黄色い手袋X』『ミュータント伝』『チベット死者の書』『釈迦の真言』――など多数。 現在は都会の喧噪から逃れ、自然の豊かな茨城県の大洋村に住まいを移している。 その硬質でシャープなペンタッチは衰えを知らない。
ISBN 9784775913604
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