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怪獣王子〔園田光慶版〕【上】
園田光慶
マンガショップ
B6判 並製本 384頁 2010年5月発売
本体 1,800円 税込 1,980円
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『エヴァンゲリヲン』など数々のアニメ作品をプロデュース
されたキングレコード(株)常務取締役大月俊倫さんから
頂いた賛辞
父に買ってもらった最初で最後の怪獣図鑑が『怪獣王子』
でした。駄菓子屋で戻らない20円のブーメランを買って田舎
の空に飛ばしていました。園田先生の『あかつき戦闘隊』
は小学2年生のときに「少年サンデー夏の増刊号」で一気に
読んでラストで号泣しました。あれから40年。『怪獣王子』
のマンガが読める時代が来るなんて、生きてて良かった!!
――大月俊倫
あらすじ
伊吹博士一家を乗せた客船は太平洋を運行中、突如出現した火山島の噴火
により沈没してしまう!伊吹は妻と双子の息子タケル、ミツルを連れ、船
体から脱出を試みるがタケルだけが荒波に飲み込まれていくのだった――。
10年後、今もなお噴火を繰り返す火山島近くに巨大隕石が墜落した。伊吹
は調査の為、忌まわしい記憶が残る地を再び訪れるのだが、そこは絶滅し
たはずの恐竜と凶暴な怪獣が巣食う魔の島と化していた。迫りくる怪獣の
猛威。絶体絶命の危機から調査団を救ったのは、雄たけびとともに首長竜
に乗って現れた謎の少年だった!
解説
恐竜に育てられた野生児タケルが、相棒のブロントサウルス“ネッシー”
とともに、地球侵略を企む遊星鳥人や手下の怪獣たちに立ち向かう物語を
描いた『怪獣王子』は、『マグマ大使』を制作した東急エージェンシーが
海外輸出を前提に企画し、うしおそうじ率いるピー・プロダクションの人
材協力を得て撮影した特撮ドラマだ。当時としては破格とも言える制作費
を投入し、撮影開始から1年後の昭和42年10月から翌年3月までフジテレ
ビ系列にて放映された。重厚なストーリー。ターザンを連想させるタケル
の雄たけび。タケルの武器であるブーメランが少年たちの間で流行するな
ど、放映期間は決して長くなかったが、視聴者の記憶に残る作品であった。
本書はテレビ放映に先駆けて、昭和42年1月から「少年キング」で連載
された漫画版を編んだ初の単行本である。描き手は、その大胆かつ華麗な
アクション表現によって、劇画界に多大な影響を及ぼした園田光慶だ。ド
迫力で展開される怪獣バトルは、テレビ版しか知らない方もきっと魅了さ
れるに違いない。
主な登場人物
タケル…火山島で恐竜の育てられた野生児。
ネッシー…タケルの相棒の首長竜。強力な炎を吐く。
伊吹博士…科学者。タケルの父だが事故で生き別れた。
ミツル&ヒカル…タケルの弟と妹。
遊星鳥人…地球を支配し人間を食料にしようとしている。
双頭の首領…隕石に見せかけた宇宙船で表れた遊星鳥人のボス。
鳥人指令…火山島のウラニウム鉱脈を狙う。
【上】初出
「少年キング」少年画報社
1967年(昭和42年)1号〜24号
●お客様の声
『怪獣王子』、40年ぶりに全エピソードを見ることができ、感慨深いものがありました。石川球太版も楽しみにしています。[青森県 F.T様]
著者紹介
園田光慶(そのだ みつよし)
1940年12月7日大阪市生まれ。 1958年日の丸文庫から"ありかわ栄一"
名義で短編集「死剣幽四郎」を発表し漫画界にデビュー。折からの貸
本劇画ブームに乗り、雑誌「影」、「刑事」(デカ)、「ゴリラマガジ
ン」「魔像」などの貸本雑誌に次々と作品を発表し好評を博す一方、
1960年頃より東京トップ社から描き下ろしの単行本を続々と執筆、中
でも「挑戦資格」「アイアンマッスル」等が評価が高い。1963年、
「週刊少年キング」に久米みのる原作の柔道漫画『車大助』を連載し
少年誌への進出を果たす。1964年、同誌に連載した久米みのる原作『ホ
ームラン探偵局』か“園田光慶”に改名。1967年「週刊少年サンデー」
に相良俊輔原作の『あかつき戦闘隊を連載、戦記ブームの影響もあり
大人気を博す。翌68年には「ヤングコミック」誌上に『喪服紳士録』
を連載開始、青年誌にも進出した。また、1979年頃からはシナリオラ
イターの久保田千太郎氏とともに歴史物コミックの世界にも挑戦し、
話題をよんだ。 1997年3月永眠。
(C)東急エージェンシー/ピープロダクション
ISBN 9784775913765
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