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パイロットA〔完全版〕爆走編【中】
吉田竜夫
マンガショップ
B6判 並製本 432頁 2010年10月発売
本体 1,800円 税込 1,980円
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『パイロットA―爆走編―』全3巻は2010年10月発売
『パイロットA―疾駆編―』全3巻（完結）は2010年11月発売
 (PDF 約1MB)
過酷な自然の猛威に加え“アクロバット団”
“インカの呪い”が襲い来る！
解説とあらすじ
特殊自動車レースに見事優勝し名をあげた英一は、
相棒の整備士、幸夫の友情に応えるためトライア
ルラリーに出場することを決めるのであった。山
越え谷越えの難所を3日間走り続け、死者も出るこ
の過酷なレースには、神業と称される運転技術で
世界中を震撼させている奇怪なレーサー軍団“ア
クロバット族”、黒いアストンマーチンを巧に操り、
死の南米レースからただ一人生還した謎のレーサー
“インカの呪い”もエントリーしており、波乱の
レース展開が予想される。未知の強豪へ闘志を燃
やす英一は、車体が重く出足が遅い弱点をイタリ
アのマセラッティ社製ボディを使用することによっ
て克服。万全の状態でラリーに挑むのだったが……。
主な登場人物
・英一…愛車A（エース）号で世界のスピード王を目指す少年レーサー
・水野博士…世界最速のレーシングカーの設計を目指す科学者
・京子…水野博士の娘で英一の才能を見出す。レーサーとしても一流。
・久里夫…英一の弟。オッチョコチョイでワガママだが兄想い。
・インカの呪い…黒いアストンマーチンを駆る、謎につつまれたレーサー。
・Z（ゼット）…恐れ知らずのレーサー集団アクロバット族の勇者。
初出
「少年画報」少年画報社
1961年（昭和36年）11月号〜1962年（昭和37年）2月号
著者紹介
吉田竜夫（よしだ たつお)
1932年、京都府京都市生まれ。挿し絵や絵物語の作家を志して上京。当時の仲間に漫画
家の辻なおきがいる。その後、漫画家に路線変更し、1955年の『鉄腕力也』で本格
デビュー。60代には週刊少年マガジン連載の『チャンピオン太』（原作／梶原一騎）、
週刊少年キング連載の『少年忍者部隊月光』が次々にテレビドラマ化された。
特に『忍者部隊月光』（一部タイトル変更）は、全130話のロングラン放映の
上、映画もつくられるなど一大忍者ブームの火付け役になった。1962年、弟の吉田
健二や九里一平と共に設立した竜の子プロダクションは、『宇宙エース』『マッハ
GoGoGo』『紅三四郎』『ハクション大魔王』『破裏拳ポリマー』といった傑作を数
多く世に送り出している。1977年、日本の漫画史・アニメ史に大きな足跡を残し、
世界中のファンに惜しまれつつ永眠。
ISBN 9784775914021
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