遊星少年パピイ〔完全版〕【上】

(PDF 約1MB)

ピィーッ！ パピイ!!

上巻 目次と初出

P.271……殺人ロボット粉砕
朝日ソノラマTVマンガ 遊星少年パピイ 1965年（昭和40年）6月発行

作品解説

『遊星少年パピイ』は、『鉄人28号』の後番組として全52回に亘り、 グリコ劇場にて放映されたTCJ（現・エイケン）制作のTVアニメ である。日本初の“等身大変身ヒーローアニメ”でもあるパピイは、 子ども達から絶大な支持を獲得。ガム、運動靴、ノート、プラモとい った関連商品も続々と発売され好評を博した。 本書（全2巻）は、アニメ放映開始7ヶ月前の1964年11月から光文社 の月刊漫画誌「少年」に連載されたコミカライズ作品を纏めた初の単 行本である。描き手は、『サンダー7』『宇宙パトロールホッパ』など の代表作を持ち、横山光輝率いる光プロダクションの設立メンバーと しても知られる井上英沖。なお、原案者として表記されている吉倉正 一郎とは、アニメ制作スタッフ5名の名を合成した共同ペンネームだ。 「少年」本誌に連載された全エピソードに加え、増刊号に掲載され た読切3本、カッパコミックスに収録された描きおろし作、朝日ソノラ マ（ソノシート）版も網羅したこの完全版でテレビアニメ黎明期の傑 作をお楽しみいただきたい。

著者紹介

井上英沖（いのうえ ひでおき)

1939年、北海道生まれ。手塚治虫のアシスタントを経て、1959年『テ レビ小僧』をおもしろブックに発表し、商業誌デビュー。 1964年には横山光輝、馬場秀夫、宮越義勝、岸本修と光プロダクショ ンを設立。その後『遊星少年パピイ』『宇宙パトロールホッパ』『サ ンダーバード』『ウルトラマン』『ウルトラQ』といったアニメ、特 撮ドラマのコミカライズを数多く手がけた。1986年8月、永眠。

そのほかのお薦め

この商品の著者による商品一覧: 井上英沖

戻る・トップページへ