「少年」で11年半続いた『鉄人28号』の連載を終えた横山光輝が、新しい分野に挑戦した新連載として「少年」1968年1月号からスタートさせた本格レーサー・マンガ。事故死した天才レーサーを父に持つ青年・若林真一が父のようなレーサーをめざしてレーシングチームに入門。ライバルたちと競いながら世界で戦うレーサーに成長していく。当時ブームになっていた劇画の影響を受けたリアルな表現を取り入れながらも、独自のエンタテインメントを目指した意欲作。掲載誌の休刊により69年3月号で中断。「少年ブック」に舞台を移して掲載された続編は単行本化されているが、「少年」版はこれが初収録。カラーページ2P、カラー扉18Pも含めて大半を原稿から再現。付録には69年「別冊少年マガジン」掲載の中編「レッドゾーン」を収録。
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