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チャンピオン太〔完全版〕【1】
梶原一騎,
吉田竜夫
マンガショップ
B6判 ソフトカバー 368頁 2006年5月発売
本体 1,800円 税込 1,980円
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『チャンピオン太〔完全版〕』全5巻発売中!
(PDF 約1MB)
梶原一騎衝撃のデビュー作、待望の復刻!!
類まれなスポーツの才能を
プロレスに注ぎ込んだ少年がいた!
その名は少年プロレス王・大東太!!
あらすじ
「弟子にしてくださいっ!!」
類まれなスポーツの才能で国体のタイトルを総なめにした少年
――大東太は、大男も技で倒せることを証明するため、力道山
に弟子入りする。弟分のゴロー、孤児たちの世話をしている
少女・るり子、そして力道山の励ましで、太は見事デビュー戦を飾った。
しかし一流レスラーになるために必殺技“ノックアウトQ”を開発した
太の前に死神酋長、ミスター50メガトンら悪役レスラー、実戦的柔道
の使い手スマイリー赤月といった強敵が太や力道山ら日本プロレス界に挑戦してくる。
果たして太は“ノックアウトQ”で日本プロレス界に迫る敵を倒すことができるのだろうか!?
解説
『チャンピオン太』は、1962年より講談社の「週刊少年マガジン」で連載が
開始された漫画原作者・梶原一騎のデビュー作である。作画担当は吉田竜夫
で、これは後年『ハリス無段』を生み出したコンビでもある。
『チャンピオン太』は当時の国民的英雄だったプロレス王・力道山をはじめ
実在の人物が主要登場人物として登場することや『チャンピオン太』の必殺
技に科学的根拠を用いるといった手法がとられている。この手法はその後の
梶原作品にも見られ、『チャンピオン太』はまさに梶原作品の雛形とも言う
べき作品といえよう。この作品以後梶原一騎は人気原作者としての道を歩む
ことになり、『あしたのジョー』『巨人の星』『空手バカ一代』といった
数々の名作を生み出すのである。
初出
「週刊少年マガジン」(講談社)
1962年1号〜21号
付録
チャンピオン太扉絵集1
●お客様の声
プロレスファンの一人としてまさか「チャンピオン太」が刊行されるとは思ってもいなかったので喜んでいます。以前から読みたったのですが連載されていた少年マガジンを買っていくのはお金がかかりすぎるので大変嬉しいです。
非常になつかしく楽しく読ませていただきました。古本屋回りをしても全く集められなかった本だったのでとても幸せな気分にしてもらえました。
今後とも昔の本の復刻を期待しています。
小学生時代に熱心に愛読しており、単行本も集めていたのですが、しょぶんしてしまった事を後悔していました。あまりにカルト的な作品ゆえにもう読める事もないだろうと思っておりましたので復刊にはひたすら感謝感謝です。
著者紹介
梶原一騎(かじわら いっき)
1936年、熊本県高森町生まれ。日本を代表する劇画原作者として活躍し、その人気は
他の追随を許さない。1987年、急性心不全のため、全国のファンに惜しまれつつ永眠。
代表作に、『チャンピオン太』『あしたのジョー』『巨人の星』『空手バカ一代』『愛と誠』
『朝日の恋人』『柔道一直線』『赤き血のイレブン』『柔道讃歌』『四角いジャングル』
『侍ジャイアンツ』『キックの鬼』『夕やけ番長』『タイガーマスク』『天下一大物伝』
『ボディガード牙』『プロレススーパースター列伝』『虹を呼ぶ拳』『男の星座』『恋人岬』―など多数。
吉田竜夫(よしだ たつお)
1932年、京都府京都市生まれ。挿し絵や絵物語の作家を志して上京。当時の仲間に漫画
家の辻なおきがいる。その後、漫画家に路線変更し、1955年の『鉄腕リキヤ』で本格
デビュー。60代には週刊少年マガジン連載の『チャンピオン太』(原作/梶原一騎)、
週刊少年キング連載の『少年忍者部隊月光』が次々にテレビドラマ化された。
特に『忍者部隊月光』(一部タイトル変更)は、全130話のロングラン放映の
上、映画もつくられるなど一大忍者ブームの火付け役になった。1962年、弟の吉田
健二や九里一平と共に設立した竜の子プロダクションは、『宇宙エース』『マッハ
GoGoGo』『紅三四郎』『ハクション大魔王』『破裏拳ポリマー』といった傑作を数
多く世に送り出している。1977年、日本の漫画史・アニメ史に大きな足跡を残し、
世界中のファンに惜しまれつつ永眠。
ISBN4-7759-1097-3
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