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Xマン〔完全版〕【下】
桑田次郎
マンガショップ
B6判 ソフトカバー 392頁 2008年4月発売
本体 1,800円 税込 1,980円
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『Xマン〔完全版〕』全3巻(上・中・下)発売中!
(PDF 約1MB)
疾走するSFヒーローアクション!
ここに完結!!
数々の怪事件を解決してきたXマンの前に
立ちふさがる最後の敵は、因縁の――!?
あらすじ
かつて黒十字団が狙っていたモンスター鉱石が
爆発事故を起こした! その異変はおそろしく、
爆発現場のモンスター島では昆虫が巨大化し、
パトロールする西郷ら宇宙警察に襲い掛かってくるほどだ。
だがそれはもっと恐ろしい事件の前触れでしかなかった――。
混乱に乗じて暗躍するヒトデ党の謎とは!?
解説
1960年に「少年画報」で連載が開始された『Xマン』は、当時、
同雑誌に『まぼろし探偵』を連載していた桑田次郎のSF作品である。
61年には『まぼろし探偵』と同様にラジオ放送もされており、
両作品には似通った点がある(変装して正体不明の主人公など)が、
作品の傾向としては、はっきりと異なっている。
『まぼろし探偵』はアクション重視で読者を魅了したが『Xマン』では
アクション以上に主人公の乗り物のUFOでの空中戦や、巨大なロケットや
地底戦車など『まぼろし探偵』では描いていないメカを描いてみた――と
いう印象を受ける。まさに本作は別路線の『まぼろし探偵』と呼ぶに
相応しいのではないだろうか? 今回は「少年画報」に連載された
全エピソードを収録し、[完全版]とした。
『まぼろし探偵』につづく桑田次郎のヒット作品の系譜を見届けて欲しい。
初出
「少年画報」少年画報社 1962年1月号〜8月号
●お客様の声
Xマンは私が小学校5年生の時「少年画報」に連載が始まった。桑田次郎氏の作品とSFの未来的要素が加わり、年齢的にもわくわくして、読んだ。ラジオ放送も始まり、山陰地方に住んでいた私は、雑音のひどいラジオから流れるザ・ピーナッツの歌うテーマソングに胸をおどらせていた。[広島県 H.U様]
著者紹介
桑田次郎(くわた じろう)
1935年、大阪府吹田市生まれ。13歳のときに青雅社から描き下ろしの単行本『奇怪星
團』を出版して漫画家デビュー。1957年、少年画報連載の『まぼろし探偵』(当初
のタイトルは少年探偵王)が大ヒットして最初のテレビ化。翌年、元祖和製ヒーロ
ーの『月光仮面』をコミカライズして、その人気は不動のものになった。1963年に
講談社の少年マガジンでスタートした『8マン』は、半年後にアニメ化されると空
前のブームを巻き起こし、平均視聴率は常に30%台をクリア。SFヒーローコミック
の第一人者にのし上がる。代表作は、『Xマン』『キングロボ』『超犬リープ』
『ウルトラセブン』『デスハンター』『怪奇大作戦』『ゴッドアーム』『エリート』
『黄色い手袋X』『ミュータント伝』『チベット死者の書』『釈迦の真言』――など多数。
現在は都会の喧噪から逃れ、自然の豊かな茨城県の大洋村に住まいを移している。
その硬質でシャープなペンタッチは衰えを知らない。
ISBN 978-4-7759-1236-2
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