マンガショップ : ストップ！にいちゃん〔完全版〕三学期【中】

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ストップ！にいちゃん〔完全版〕三学期【中】

関谷ひさし
マンガショップ
B6判並製本 464頁 2008年11月発売
本体 1,800円税込 1,980円 国内送料無料です。
この商品は本日発送できる予定です。 (発送可能時期について)

(PDF 約1MB)

こういう兄貴が欲しかった!?

ファイト、ファイト、ファイトォ!
スポーツならなんでもOK。
スーパー中学生南郷勇一くんの体あたりな日常!

あらすじ

海水浴にきた勇一たち。だが突如サチコ・賢二・ハリーが行方不明に……?
（第42話にいちゃんの000号作戦より）

いしかわじゅん先生による作品解説②

この『ストップ！にいちゃん』が連載されていた一九六〇年代、
日本はまだ貧しかった。小学生のぼくの家には、乗り物といったら、
ラビットスクーターしかなかった。六〇年代終りになって、やっと
トヨタ・パブリカという小さなクルマが入ったくらいだ。
それなのに、同じころ連載されていたこの漫画には、オースチン・
ヒーレーが出てくる。ジャガーEタイプが出てくる。トライアンフ
TR4が出てくる。そんなクルマ、誰も知らないっての。
主人公の南郷勇一は、スポーツ万能で、野球をやり柔道をやり
ボクシングをやり、中学生の分際でバイクレースに出て、
スキーをやって、ハワイにまでいってしまう。まるで、後に
加山雄三が演じた『若大将』シリーズみたいである。
関谷ひさしは、先進的でカッコよかった。でも、それに気づく人が
あまりいなかったのだ。進みすぎていて、当時のレベルではそれを
感じ取れるアンテナを持っている人が、残念ながらあまりいなかったのだ。
ああ、もったいなかったなあ。
せめて、今存分にその先進性を楽しんでいただきたいのである。

目次と初出

第37話
＜アブないドライブ＞………p3
1966年2月号

第38話
＜先輩後輩対決!＞…………p41
1966年3月号

第39話
＜真実はどっち?＞…………p79
1966年4月号

第40話
＜カミナリじいさん＞………p117
1966年5月号

第41話
＜NO.1は誰だ!?＞……………p155
1966年6月号

第42話
＜にいちゃんの000号作戦＞…p193
1966年7月号

第43話
＜怪奇博士＞…………………p231
1966年8月号

第44話
＜ミステリーゾーン＞………p273
1966年9月号

第45話
＜ゴーカート部誕生!＞………p309
1966年10月号

第46話
＜空手家! にいちゃん＞………p339
1966年11月号

第47話
＜やりすぎなチャンバラ!!＞…p371
1966年12月号

第48話
＜ゴーカートでGO!!＞…………p413
1967年1月号

「少年」光文社

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《応募方法》
一学期上巻に封入されている懸賞応募ハガキに、各巻最終ページにある
応募券を貼ってご郵送ください。

※画像はイメージです。商品は予告なく変更される場合がございます。

●お客様の声

私が小学校5年生位のときに発売されていた「少年」誌に『ストップ! にいちゃん』が掲載されていました。これも好きな漫画の一つでした。学生時代の頃、『ストップ!にいちゃん』の復刻版・単行本が出ていて全巻入手していたのですが、就職や引越しを重ねている内にいつの間にか紛失してしまいました。ずっと残念な思いをしてきました。先日、ジュンク堂の本棚を見やっていると『ストップ!にいちゃん』が出ていたのですぐ購入しました。感激しました。私が中学生時代の頃は不良や番長もずい分いましたが、今の中学生のようにどこかひ弱ではなく骨が入っていました。又、学級崩壊というものがなく健全でした。先生方も今のように規制でがんじがらめにされることもなくどこか威厳がありました。そんな時代感情を反映している作品ですから、安心して読めます。[大阪府 S.N様]

小学校5～6年の時、月刊「少年」を毎月楽しみにしていました。その中で『ストップ! にいちゃん』は一番の楽しみでした。ちょうど3つ上の兄がいて、私は弟賢二の目で兄や世間を見ていたのかなと、今回48年ぶりに読み返してみて初めて気づきました。にいちゃんを通じて世間を見る賢二の芽は澄んでいて、人や社会に対してものすごく素敵です。だから登場人物は皆、悪役でも愛すべき人間ばかりなんですね。読み返してみて子供時代に笑ったところでまた笑いました。[愛知県 H.I様]